基本は金融商品の性格を十分知ることから

大不況により給料やボーナスのカット、リストラによる失業など、
収入減はどこの家庭にとっても他人事ではない時代に。。。
不況の今こそ万一に備えた貯蓄や資産運用が必要です。

安倍政権発足後にヤンヤヤンヤと叫ばれている『アベノミクス』も一種のバブル・・・。
しっかり現実を見据えた資産運用こそが、将来の自分を支えてくれる唯一の方法なのです。

資産運用の分類

資産運用を大きく分けると、『貯蓄型』『投資型』の2つの種類があります。

  • 「貯めることが目的」である貯蓄は、確実性と安全性が期待されます。
  • 「増やすことが目的」である投資は、収益性が期待されます。
貯蓄型 ・預金や貯金で確実にお金を貯める
・元本が保証されたものを選ぶと安全性が高くなる
・運用成果は金融商品を選択した時点で決まるものが多い
投資型 ・外貨預金、株式、投信、FXなど、リスクを伴う商品でお金を運用する
・金融市場の変動に連動するため、元本は常に変動する。元本割れリスクもある
・運用成果は予測不能なため、自己責任が問われる

貯蓄で増やした資産を投資に再運用する目的がある場合、あるいはその逆の場合でも、
いつでも資金移動できるように「流動性」が高い金融商品を選ぶ必要があります。

資産運用で知っておくべき3つの基準

資産運用を大別すると『貯蓄型』と『投資型』になりますが、金融商品にも特性があり、
貯蓄型に多い「安全性」、投資型に多い「収益性」、運用するうえでの「流動性」
という3つの基準があり、性格上、共存し得るものと相反するものとがあります。

安全性とは

「預金保険制度」の対象商品であるかどうか。

元本が保証されている預貯金は、商品の種類によって利息の高低(有無)はあるものの、
預けた時点より元金が目減りすることはありません。

利息の付く一般預金であれば、合算して元本1,000万円までとその利息が保護され、
金融機関が破綻した場合、1,000万円を超える部分であっても、金融機関の財産の状況に応じて支払われます。(一部カットされる場合があります)

また、決済用預金に利用される当座預金などは、全額保護の対象となっています。

為替差益を狙った資産運用商品の中には投機性が高いものも含まれますが、元本保証はおろか、為替相場の気分次第で資金のすべてを失ってしまう危険性があります。

収益性とは

外貨投資、株式投資、先物取引、不動産投資などは、取引市場や株式市場、
為替市場などの相場状況によって、大きな利益をあげられる金融商品です。

ここ数年で300万件を超す口座数となっている外国為替証拠金取引(通称:FX)は、
預けた資金にレバレッジをかけて、資金の数倍の取引ができる投資商品です。
その収益性は、利息の付く普通預金や定期預金の比ではありません。

収益性が高いというのは、預けた資産に対する運用益率が高いということを意味します。

流動性とは

たとえば、投資目的の資金として貯蓄したお金を”チャンス到来!”というタイミングで資金移動をかけたい場合、解約手続きが必要であったり事前連絡の必要があったりでは、投資のタイミングを逃してしまいます。

また、「このタイミングでお金が必要」という場合でも、すぐさまお金を引き出せる条件の金融商品でなければ、目的を達成できませんね。

いつでも、どんなタイミングでも資金移動や引き出しが、スムーズに行われるということが「流動性が高い」ということになります。

3つの基準において、すべてに万能な運用方法はありません

安全性と収益性

「預金保険制度」の対象商品では、元本保証があり利息も支払われます。

円預金などでは、利息は預金するときに決められていて変動することはありませんが、
運用成果としては約束された分の金額が資産として形成できます。

期待通りという面では「安全性」を確保できています。

「預金保険制度」の対象外となっている外貨預金はどうでしょう。

高い金利が魅力の外貨預金は、利息の面だけで考えると高い収益性を期待できますが、
為替レートの動向によっては「為替差損」による元本割れをおこす可能性もあります。

もちろん、円安局面では「為替差益」も期待されますが、円高局面での損失も想定した運用になりますので、「安全性」という面では円預金に比べると劣ってしまいます。

このように、「安全性」と「収益性」は共存しない、相反関係にあるといえます。

収益性と流動性

収益性の高い外貨MMFや外国為替証拠金取引(FX)は、”満期”という概念がないため、
いつでも換金できる流動性が高い金融商品です。

一方、普通預金よりも収益性(金利)が高いスーパー定期の特性を考えた場合、いつでも出し入れできる普通預金に対して、スーパー定期などの満期がある預金商品は、換金するためには満期まで待つか、解約手続きが必要です。

このことから、「収益性」と「流動性」が両立している金融商品と、相反関係にある金融商品があることがわかります。

安全性と流動性

極めて収益性の高い外貨投資(特にFX)では、為替相場が一気に思惑と逆方向に動いてしまった場合、元手の資金がすべて吹っ飛んでしまうことも珍しくありません。

”安全性について”でも述べましたが、こうした相場(市場)で運用する投資商品は、
資金の出し入れが自由である一方、安全性という面では劣ることになります。

安全性の高い普通預金で考えてみると、手持ち口座からのお金が出し入れ自由です。

このことから、「安全性」と「流動性」が両立している金融商品と、相反関係にある金融商品があることがわかります。

以上のように、3つの基準にはそれぞれ異なる性格がありますから、資産の運用目的をハッキリさせてから、金融商品を選ぶことが『賢い資産運用の方法』です。

賢く積極的な資産運用

賢く! 安全性重視の資産運用

安全性を重視する資産運用といえば『定期預金』が定番です。
利息は少ないけれども確実に資産を増やして、将来の蓄えにしたい方にはうってつけ。

通常、満期は1ヶ月~6ヶ月と比較的短期なものから、1年~5年といった中長期の商品までありますので、運用目的に合わせて選ぶことが可能です。

普通預の預金残高が多めになってきているが、近い将来利用する予定がある方は、
満期が 1週間、2週間といった超短期の定期預金で運用すると効率的です。

定期預金はじめ方ガイド

定期預金をはじめる場合の基礎知識や注意事項、目的毎にどんな預金商品が最適かを、
預金額・預入期間別にリアルタイムの金利も比較しながら紹介しています。

また、使えるネットバンクやお得なキャンペーン情報、新商品のリリース情報なども満載。はじめて資産運用をお考えの方にも ”はじめの一歩”として参考になります。

アグレッシブに稼ぐ! 収益性重視の資産運用

『アベノミクス』によって、円高局面から一気に円安局面に動き出した為替市場ですが、
外国為替証拠金取引(FX)は、為替の変動を利用して”利ざや”を抜いて利益を得る投資手法です。

FXの大きな特徴は、円高局面で ”売りから始める”ことによって、
円安局面でも利益を狙えるという、外貨投資商品のなかでも特殊な性格を持っています。

数千円から数万円の資金で始められますので、リスク管理さえ身につけられれば、初心者でも安定した利益をあげられますので、ここ数年でFX口座を持つ方が急増しています。

FXビギナーズ|初心者のためのFX入門サイト

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FX初心者のかた向けに構成されていますので、とても読みやすい内容です。

投資に関する注意事項

資産運用を行う上で特に注意が必要なことは、投資に配分するお金は『余裕資金』を用いることです。預金の全額を株式投資や外貨投資に配分することも厳禁です。

また、投資に必要な軍資金をローンなどの”借入によって調達”することも感心できません。ローンなどの借入を ”投資で稼いで返済”という動機も不純すぎます。

投資に配分する資金は、あくまでも余裕資金の1/3程度に抑えて、他は安全性の高い資産運用商品へ配分し、リスク分散を考えたポートフォリオを形成しましょう。