テクニカル指標解説

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チャートの見方

1.移動平均線

概要

移動平均線とは、一定期間の株価の平均をグラフ化したもので、主に日々の株価のトレンドを見るために使われる指標です。一般的に5日、25日、75日、200日や13週、26週の期間をとったものが利用されています。

移動平均線の数値は以下の式で求められます。

n日(週)移動平均=(起点となる日の株価+1日前の株価+・・・n日(週)前の株価)/n

分析例

1.トレンドの把握
移動平均線が上昇していれば、株価が上昇トレンドにある、下降していれば株価が下落トレンドにあると判断します。ただし、短期の移動平均線は株価の動きに敏感に反応するので、中期線または長期線で判断します。

2.ゴールデンクロスとデッドクロス
ゴールデンクロスとは、2本の移動平均線のうち、期間の短い線が上昇し、期間の長い線を下から上へ突き抜けた状態をいい、買いのシグナルと判断します。
それに対しデッドクロスとは、逆に期間の短い線が下降し、期間の長い線を上から下へ突き抜けた状態をいい、売りのシグナルと判断します。
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移動平均線:ゴールデンクロスとデッドクロス

3.抵抗線と支持線
移動平均線より株価が上で推移している場合は下落した場合の支持線(下値メド)、下で推移している場合は抵抗線(上値メド)として移動平均線を利用する場合もあります。

4.移動平均線との乖離度
移動平均線より株価が上へ大きく乖離していれば買われ過ぎで売りのシグナル、逆に下へ乖離していれば売られ過ぎで買いのシグナルと判断します。乖離の度合いを測る指標として、移動平均乖離率があります。シグナルと判断する乖離の度合いは、銘柄の価格変動の度合いや移動平均線の期間によって異なります。
移動平均カイリ率は以下の計算式で求められます。

移動平均乖離率(%)={(現在の株価/移動平均線の数値)-1}×100
※短期線と(中)長期線、中期線と長期線の乖離率を見る場合もあります。

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移動平均線:移動平均線との乖離度

5.グランビルの法則
アメリカの株式アナリストのグランビルにより考案された、移動平均線を使った売買方法です。
売りと買いそれぞれ4種類のシグナルがあります。
【買いの法則】
(1)移動平均線が下降後、横ばいまたは上昇し始めた状態で、株価が大きく上昇し、移動平均線を上抜いた時
(2)移動平均線が上昇基調にある状態で、株価が下落して移動平均線を下回った時(押し目買い)
(3)株価が移動平均線を上回って推移している状態から下落し、移動平均線を下抜かずに下落が止まり、再度上昇に転じた時
(4)移動平均線が下落している状態で、株価が大きく下落し移動平均線から下方へ大きく乖離した時(短期的な反発)

移動平均線:グランビル 買いの法則

【売りの法則】
(1)移動平均線が上昇後、横ばい、または下降し始めた状態で、株価が大きく下落し、移動平均線を下抜いた時
(2)移動平均線が下降している状態で、株価が上昇して移動平均線を上回った時(戻り売り)
(3)株価が移動平均線を下回って推移している状態から上昇し、移動平均線を上抜かずに上昇が止まり、再度下落に転じた時
(4)移動平均線が上昇している状態で、株価が大きく上昇し移動平均線から上方へ大きく乖離した時(短期的な修正)

移動平均線:グランビル 売りの法則

注意:ご紹介した分析例(買い・売りのシグナルの判断)は、将来の成果を保証するものではなく、実際これに従った投資を推奨するものでもありません。また、実際に分析例を元に投資を行ない、損失が発生した場合には、掲載側はいかなる責任も負いかねます。投資はご自分の責任と判断のもとで行なう様お願い致します。

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